【苫小牧市】解体される建物の傍で…閉店したお店を生かして新しいお店ができるそうです!

先日お知らせしていた、2023年5月1日(月)から解体作業が始まる築100年以上の本幸町1丁目にある「鳥元」跡地。

【苫小牧市】ついにこの時が…築100年以上の本幸町「鳥元」跡地が解体されます。

そんな中、鳥元跡地からほど近い閉店した建物が、営業していた当時の面影を残したまま新しいお店に生まれ変わることを知りました。

同じく国道36号線沿いにある、大町1丁目の「いとう履物店」跡地です。

いとう履物店は2021年10月に閉店、併設されていた蒲鉾屋、「かね彦苫小牧店」は2021年5月31日に閉店し、最近はずっとシャッターが閉まった状態でした。

が、先日この場所を通った時にシャッターが上がっており、中で作業をされていた方がいたのです‼︎

閉店をお知らせしていた当時の記事もあわせてご覧ください。

【苫小牧市】創業112年。大町にある老舗「いとう履物店」が、惜しまれながらも10月で閉店します。現在閉店セール開催中です。

いとう履物店の創業は1909年。1921年の「コイノボリ大火」で店舗を消失した後に移転をされたりしているので、建物自体の築年数は本幸町の「鳥元」跡地には及びませんが、味わいのあるテント看板は令和になった現在ではほとんど見かけなくなりましたね。

創業112年の歴史のあるお店。中で作業をしている方がいらっしゃったので、お願いすると快く建物内を見せてもらうことができました。

1階店舗の様子です。新しくテーブルは置かれていましたが、内装は履物店当時そのままの状態で残っていました。

この場所はコワーキングスペースとカフェ&バーとしてオープンすることを予定しているそうですが、できる限り履物店当時の面影を残したまま最小限の改装を行っているそうですよ。 天井を見上げると趣のある照明やクロス。とっても綺麗な状態で残っています。 そして2階も見せてもらうことができました。この場所も状態が良くない場所を改修する以外は、できるだけ保存をしていく方向で考えられているそうです。せっかくなので、これから取り壊される鳥元跡地の建物をいとう履物店からカメラでおさめてみました。少し遠いですが、この写真も数十年後には街の移り変わりが確認できる資料になれば嬉しいですね。

歴史を感じられる貴重な建物を見せてもらうことができました。関係者の方、どうもありがとうございました。

新しいお店の詳細は、また情報が確認でき次第お知らせしていきたいと思います。
どんなお店ができるのか楽しみですね。

個人的には、街づくりにはスクラップ&ビルドも必要と思いますが、安全性が保たれるなら室蘭市の絵鞆小学校のように新たな活用法を見出して保存していく施設も今後は重要ではないかと強く感じた出来事でした。

「いとう履物店」跡地の場所はこちらです。

まりろっく

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