【苫小牧市】創業112年。大町にある老舗「いとう履物店」が、惜しまれながらも10月で閉店します。現在閉店セール開催中です。

大町にあるげた・ぞうり・バックの老舗、「いとう履物店」が、2021年10月をもって閉店します。

いとう履物店外観

こちらのお店は明治42年(1909年)に創業、今年で創業112年の言わずと知れた老舗です。国道36号線沿いにあり、オレンジの看板が目立ちます。市民のみなさんなら入ったことはなくても場所はわかるのではないでしょうか。

お店には閉店売り尽くしのお知らせと共に閉店のお知らせも貼ってありました。

現在の店主は3代目で、高齢となり後継者もいないため長年の歴史に幕を下ろすことにしたようです。お店は大正10年のコイノボリ大火での消失や大型店の台頭による苦難を乗り越えながら、多くの市民の足元を支え続けてきました。

近年の国道36号線沿いは景色の移り変わりが激しく、同じく老舗で文房具店だった中原商店は現在セブンイレブンに変わり、となりの銭湯の大黒湯も2012年に閉店、国道を挟んで向かい側、寿町にあった明治44年創業のかねふく屋も2017年に閉店しています。

いとう履物店も閉店となると、かつての繁華街で長年市民に愛されてきたお店がまたひとつなくなっていく寂しさを感じますね。

かねひこのかまぼこ

隣接していた蒲鉾屋、「かね彦苫小牧店」。こちらも創業65年をもって一足先に2021年5月31日に閉店していました。

いとう履物店では現在、げたや草履などを30%〜50%割り引くセールが行われています。

売り切れになり次第セールが終了するようです。下駄は長く履けるものなので、この機会にぜひ行ってみてはいかがでしょうか。

場所はこちらです。

まりろっく

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