【苫小牧市】1948年から続く老舗時計店、錦町の「山口時計店」にお邪魔してみました。

錦町1丁目にある老舗の時計店、「山口時計店」に行ってみました。看板にもある通り、創業は1948（昭和23）年、この地でずっと時計店の営業を続けているそうです。
現在の看板は苫小牧で活動した書家、毛利壽海先生が書かれたもの。このように個人商店の看板を書家の方が書かれるのは珍しいと聞いたことがあります。横の壁にも「時計」「メガネ」「ユビワ」の文字と一緒に目に留まるイラストが書かれています。

また、珍しい写真を見せてもらうことができました。この写真は昭和30年頃のお店の様子です。場所も現在のお店と同じところだそうで、街の移り変わりが感じられますね。ここからは店内の様子を見てみます。ガラスケースに置き時計や目覚まし時計が。こちらは掛け時計。お店では古い掛け時計でも修理対応ができるそうです。私が訪問した日もお馴染みのお客さんなのか、腕時計の電池交換で訪れていました。二代目店主の山口さん。お客さんの相談事に親身に対応されていました。なんでも相談できるところが長年愛されている秘訣なのだと思います。

時計の修理にも力を入れているそうで、ホームページでも修理の詳細が確認できます。また時計のほかにメガネやネックレス、サングラスが沢山並べられています。

その他、店内にある商品以外にも国内外のブランドインターネットでも時計を販売されているそうで、以前にもお知らせした「とまこまいWEB商店会」にも加入しているそうです。

【苫小牧市】「とまこまいWEB商店会」の活動をご紹介します。市内中心部のよい物を苫小牧のみならず全国へ♪

今回お話を伺った3代目の山口敏文さん。苫小牧の郷土史に詳しく、昔の苫小牧のお話を聞いていたら楽しくて時間があっという間に過ぎてしまいました。山口さんは時計店の運営のほかにプログラミング教室なども開いているそうです。市内では同じく錦町にあった「菊池時計店」が閉店ののち先日解体工事がされていました。以前はいくつもあった時計店も徐々に少なくなって修理ができる職人さんも年々減少してきていますが、山口時計店さんは創業100年企業を目指しているそうですので、古き良き時計店、私たちも応援していきたいですね。お店の場所はこちらです。