【苫小牧市】2023年9月、市内中心部でこれから解体される建物の情報です。
市内中心部で、馴染みのある建物が解体されることがわかりましたよ。 大町2丁目、三条通と新川通の角地にある建物、印刷の大洋社(合同会社大洋社印刷)があった建物。2階には神保行政書士事務所がありました。
大町、本町、王子町を境にする目立つ場所なので、市内の方なら目にしたことがある方が多い建物ではないでしょうか。また、苫小牧の市史を語る時には外すことのできない、1921(大正10)年に起きた苫小牧市最大の火災事故である「コイノボリ大火」発生当時の火元であるとも言われています。
小学校の社会の副読「のびゆく苫小牧」でも学んだ方がいるかもしれませんね。
大火後の中心部は多大な被害があり、その後急速な復興とあわせて苫小牧のまちづくりに改めて着手された地区でもあります。 都市整備がすすめられていく中で建てられたであろう見慣れた建物も、残念ながらそろそろ見納めになるようです。 撮影したのは2023年8月下旬でしたが、入り口ドアの貼り紙を見ると残念なお知らせが。
「事務所建屋取り壊し」のため、事務所を移転するとのお知らせでした。
2023年9月中旬にはまだ建物はそのままありましたが、ゆくゆくは解体作業に入るのではないかと思われます。
大町2丁目近辺は、近年建物の解体が多く更地や駐車場になることが多いですね。
築年数が古い建物が多い地域なので、この現象はこれからも続いていくかもしれませんね。寂しい限りです。
場所はこちらです。