【登別市】菅官房長官が着用して話題となっている、アイヌ文様のマスクが人気。注文殺到で受付中止?!
2020年5月7日の記者会見で、アイヌ施策を担当する菅官房長官が着用して話題となっているマスクがあります。
アイヌ文様のマスクです。とげ、渦巻き状の文様が組み合わされており、病気をからだに寄せ付けない魔除けの願いが込められたマスクとなっています。官房長官は会見の中で、登別のアイヌの方からいただいたもので、手作りと述べました。
そのため、現在、登別市に多くの問い合わせが寄せられています。ただ、このマスクは、登別市にある市民活動団体「登別アシリの会」が製作、販売しているもので、登別市では取り寄せ方法等を回答できないとのことで、現在、呼びかけを行っています。(登別市役所の「登別アシリの会」のアイヌ文様が施されたマスクについてをご覧ください。)
なお、これまで登別市役所内にある「登別母子会」の売店で取り扱っていましたが、同マスクは、現在、日本各地から多くの注文が寄せられていて(会見のあとは全国からおよそ1200枚の注文が寄せられたとのこと)、納品までにかなりの時間を要すことから、当面、注文の受付を中止するとのことです。手作りで1枚のマスクにアイヌ文様を刺繍するのに、1時間は要するようです。