【苫小牧市】50年の歴史に幕。しらかば町の老舗時計店が閉店します。
しらかば町2丁目にある時計、メガネ店「タケダ時計店」。
たまたまお店の前を通りがかったのですが、お店に貼り紙を見つけました。入口まで近づいて確認してみると、閉店のお知らせでした。
「12月30日で閉店致します」と書かれていました。
私の記憶では、長い間この場所で営業されていたお店だなあと考えていると、店主の方がお店の中も見せてくれました。営業期間を尋ねてみたところ、開店したのは「昭和48年の11月」とのこと。
この地で開店してから2023年11月で50年となった節目の年だそうです。
私が行った時も、常連のお客さんが来店していましたよ。店内にあるポスターも、懐かしさを感じられるものばかり。
左側のポスターは浅井慎平さんの若い頃。こちらのポスターもかなり年季が入っている感じでしたが、モデルの方のお名前は確認できませんでした。
まだタケダ時計店が開店して間もない頃、お店の周りにはたくさんのお店で賑わっていたことを少しお話ししました。
「おもちゃのミッキー」や「ニシザワ電器」、寿司の「淀五郎」や「鮨長」さん、少し歩くと「しらかばショッパーズ」などなど、この辺りに来るとなんでも揃うイメージがあったことを思い出し、懐かしいお話を聞くことができました。
そう考えると、今はやはり車で移動しないと欲しいものが揃わない時代に変わりましたね。
そして、昔ながらの時計店だけで見ると苫小牧市内には錦町の「山口時計店」と、泉町の「信岡時計店」のみとなってしまいますね。
大成町にあった「オギノ時計店」と並んで、今年閉店した時計店になりますね。
閉店まではまだあと1ヶ月くらいあるので、気になる方は時計の購入だけでなくバンドや電池交換などでも最後に訪れてみてはいかがでしょうか。
場所はこちらです。